イヤイヤ期にご飯を食べないと悩んでいませんか?

せっかく作ったご飯を食べてくれない。

一口も食べずに席を立ってしまう。

栄養は足りているのかな、このままで大丈夫なのかなと不安になることもありますよね。

保育士として19年間たくさんの子ども達と関わってきましたが、食事の悩みは本当に多くの保護者の方から相談を受けてきました。

無理に食べさせたくはない。でも全く食べないのも心配。

今回は、イヤイヤ期にご飯を食べない理由や関わり方について、保育士19年の経験と母親としての体験をもとにお伝えします。

イヤイヤ期にご飯を食べないのはなぜ?

イヤイヤ期の子どもは、自分で決めたい気持ちが大きく育つ時期です。

そのため、「食べなさい」と言われるだけで反発したくなることがあります。

また、遊びたい気持ちが強かったり、眠かったり、疲れていたりすると食事どころではないこともあります。

大人からすると「お腹が空いているなら食べればいいのに」と思いますが、子どもはまだ気持ちを整理する力が十分ではありません。

また、感覚過敏などの特性によって、味や匂い、食感が苦手で食べられない場合もあります。

  • 自分で決めたい気持ちが強い
  • 遊びに夢中になっている
  • 眠い・疲れている
  • 好き嫌いが増える時期
  • 感覚過敏などの特性がある

イヤイヤ期にご飯を食べない理由は一つではありません。まずは「なぜ食べないのか」を知ることが大切です。

実は我が家の次女も食べない子でした

次女は離乳食の頃から食べない子でした。

保育士としてたくさんの子ども達と関わってきましたが、食事の悩みは本当に多いです。

無理に食べさせたくはない。でも全く食べないのも心配。
「どこまで見守ればいいのだろう」と悩む気持ちは、保育士であっても母親であっても同じだと思っています。

実際に我が家の次女も食べない子でした。

「そのうち食べるようになるよ」
「成長とともに変わるよ」
そう言われることもありましたが、当時の私は本当に不安でした。

せっかく作ったご飯を一口も食べないこともあります。
食卓に並べただけで「いらない」と言われることもありました。

特にイヤイヤ期は本当につらかったことを今でも覚えています。

今振り返ると、次女には感覚過敏の特性があったのではないかと感じています。

感覚過敏とは、味や匂い、食感などを人一倍強く感じることです。

私がそれに気づいたのは3歳頃でした。

それまでは、「なんとか食べてほしい」「少しでも栄養をとってほしい」そんな思いで関わっていました。

でも、本人にとっては食べたくても食べられない理由があったのかもしれません。

今だからこそ思うのは、当時の私は必死だったし、次女もまた必死だったということです。

今だから分かること

当時の私は「少しでも食べてほしい」という気持ちでいっぱいでした。

栄養は大丈夫かな。
体が大きくならなかったらどうしよう。
周りの子は食べているのに。
そんな不安ばかり感じていました。

でも今振り返ると、食べる量よりも大切だったのは、食事の時間が安心できる時間だったかもしれません。

次女も成長とともに少しずつ食べられるものが増えました。

だから今、食べないことで悩んでいるお父さんお母さんにも、「今だけを見なくても大丈夫ですよ」と伝えたいです。

イヤイヤ期にご飯を食べない時の対応

食べない姿を見ると、どうしても焦ってしまいますよね。

でも、まず大切なのは「食べることを嫌いにしないこと」です。

イヤイヤ期は食事そのものよりも、「自分で決めたい」という気持ちが強くなっています。

そのため、大人が食べさせようと頑張るほど、かえって食べなくなることもあります。

  • 少量だけ盛り付ける
  • 食べる量を子どもに決めてもらう
  • 無理に食べさせない
  • 楽しい雰囲気を大切にする
  • 食べられたことを認める

一口でも食べたら「食べられたね」と認めてあげることで、自信につながることもあります。

まずは完食を目指すより、「食卓に座れた」「一口食べられた」を大切にしてみてください。

やってはいけない対応

私自身も不安からやってしまったことがありますが、次のような関わりは逆効果になることがあります。

  • 無理やり口に入れる
  • 長時間座らせ続ける
  • 食べるまで遊ばせない
  • 兄弟や友達と比べる
  • 毎回叱りながら食事をする

食事の時間が嫌な思い出になると、さらに食べることへの抵抗が強くなる場合があります。

食べることよりも、まずは食卓が安心できる場所になることを大切にしたいですね。

保育士19年で感じたこと

保育士として19年間たくさんの子ども達と関わってきました。

その中で感じるのは、「今は食べない子」が必ずしもずっと食べないわけではないということです。

昨日まで食べなかったものを突然食べることもあります。

年齢とともに食べられるものが増える子もたくさん見てきました。

だからこそ、目の前の一食だけで判断しなくても大丈夫です。

一週間、一か月という長い目で見ていくことも大切だと感じています。

私自身も母親として食事の悩みを経験してきました。
だからこそ、食べない姿を見るつらさや不安はよく分かります。

子どもの成長は一直線ではありません。
食べられない日があっても、少しずつ前に進んでいることも多いのです。

こんな時は相談しても大丈夫

基本的に食べない時期はよくあることです。

ただし、

  • 体重が増えていない
  • 極端に食べられるものが少ない
  • 水分もとれない
  • 保護者が限界を感じている

このような場合は、小児科や保健師さん、発達相談などを利用してみるのもおすすめです。

一人で抱え込まず、頼れる人に相談することも大切な子育ての一つです。

まとめ|食べない時期も成長の途中

  • イヤイヤ期は食べないことがよくある
  • 自分で決めたい気持ちが強くなっている
  • 無理に食べさせると逆効果になることもある
  • まずは食事を嫌いにしないことが大切
  • 長い目で成長を見守ることも大切

食べない姿を見ると本当に心配になります。

でも、今振り返ると、私も次女も一生懸命だったのだと思います。

悩みながら向き合っているお父さん、お母さんも十分頑張っていますよ。

よくある質問

Q. イヤイヤ期で全くご飯を食べません。本当に大丈夫ですか?

一時的に食べる量が減ることはよくあります。
元気に遊び、水分がとれていて体重も大きく減っていなければ様子を見られる場合が多いです。
ただし、体重が増えない、水分もとれない場合は小児科などへ相談しましょう。

Q. 好きなものしか食べません

イヤイヤ期は好き嫌いがはっきりする時期でもあります。
まずは食べられるものがあることを安心材料として考えてみましょう。
無理に苦手なものを食べさせるよりも、食卓に並べて見慣れる機会を作ることも大切です。

Q. 野菜を全く食べません

野菜を食べないことで心配になる保護者の方は多いです。
しかし、野菜だけで栄養が決まるわけではありません。
スープに入れたり、細かく刻んだりしながら、少しずつ慣れていく子もいます。
焦らず長い目で見守ることも大切です。

Q. 食事中に遊び始めます

イヤイヤ期は集中できる時間がまだ長くありません。
食事時間が長くなりすぎると遊びたくなることもあります。
短時間で区切りをつけながら、「ごちそうさま」をすることも一つの方法です。

Q. お菓子なら食べるのですが与えてもいいですか?

お菓子だけでお腹がいっぱいになってしまうと食事がさらに進まなくなることがあります。
まずは食事の時間とおやつの時間を分けてみることがおすすめです。

Q. 食べない時は下げてしまっていいですか?

長時間食卓に座らせるよりも、「ごちそうさま」にして終わりにする方が良い場合もあります。
食事の時間が嫌な時間にならないことを大切にしましょう。

Q. 偏食は自然に治りますか?

成長とともに食べられるものが増える子はたくさんいます。
ただし、極端な偏食や発達面で気になることがある場合は専門機関へ相談することも大切です。

あわせて読みたい

子どもの発達や子育て支援については、

こども家庭庁

の情報も参考になります。

この記事を書いた人

田中美穂(Mama Start代表)

保育士歴19年。
0歳児から5歳児まで幅広く担任を経験し、たくさんの子ども達や保護者の方と関わってきました。

現在は訪問型ベビーシッターとして活動しながら、子育てコーチング認定講師としても活動しています。

3人の娘を育てる母でもあり、イヤイヤ期や子どもの食事の悩みに実際に向き合ってきました。

このブログでは、保育士としての経験と母親としての体験をもとに、子育て中の保護者の方が少しでも気持ちが楽になる情報を発信しています。