イヤイヤ期で言う事を聞かない理由|保育士19年が教える1歳・2歳・3歳への関わり方
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イヤイヤ期で言うことを聞かない理由|保育士19年が教える関わり方とNG対応
1〜2歳ごろから増えてくる「イヤ!」「やらない!」「自分で!」という反応に、
毎日どう関わればいいのか悩んでいませんか。忙しい朝や、余裕のない夕方ほど、
何を言っても伝わらないように感じてしまい、
「どうして言うことを聞いてくれないの?」と苦しくなることもありますよね。
でも、イヤイヤ期で言うことを聞かないように見える姿には、
子どもなりの理由があります。私は保育士として19年間、
たくさんの親子と関わってきました。その中で感じるのは、
困った行動に見える場面ほど、子どもの心の成長が隠れているということです。
この記事では、イヤイヤ期の子どもが言うことを聞かない理由、
やってしまいがちなNG対応、今日からできる関わり方を、
忙しいママにもわかりやすくお伝えします。
この記事は、保育士として0〜6歳の子どもと保護者に関わってきた経験と、
子育てコーチングの視点をもとにまとめています。
※ 医療的な診断や治療を目的とした内容ではありません。
先にお伝えしたいのは、イヤイヤ期で言うことを聞かないのは、
ママを困らせたいからではないということです。
これは子どもの心が育っている途中で起こる自然な姿です。
まずはそこを知るだけでも、見え方が少し変わってきます。
イヤイヤ期で言うことを聞かない理由
イヤイヤ期の子どもは、「自分でやりたい」という気持ちが大きく育ってきています。
でも、その気持ちをうまく言葉で伝えたり、思い通りに行動したりする力はまだ十分ではありません。
そのため、うまくいかないときに「イヤ!」という形で気持ちがあふれやすくなります。
大人から見ると「言うことを聞かない」と感じる場面でも、
子どもの中では「やりたい」「でもできない」「わかってほしい」が同時に起きていることが多いです。
つまり、反抗しているというより、
気持ちと行動がまだ上手につながっていない状態なのです。
- 自分で決めたい気持ちが強くなっている
- 言葉で気持ちを伝えるのがまだ難しい
- 切り替えが苦手で、急に止めるのが難しい
- 疲れや眠さ、お腹のすきなどで気持ちが乱れやすい
こうした理由を知ると、「なんで聞かないの?」ではなく、
「今は気持ちが追いついていないのかもしれない」と考えやすくなります。
イヤイヤ期は成長のサインでもあります
イヤイヤ期は、子どもの自我が育ってきた証でもあります。
自我とは、「自分はこうしたい」「これは嫌だ」と感じる心の動きのことです。
まだ小さい子どもにとっては、この自我が出てくること自体が大きな成長です。
保育の現場でも、イヤイヤが強い子ほど、
しばらくすると「自分でやってみる力」や「気持ちを伝えようとする力」が育っていく姿をよく見てきました。
今は大変に感じても、この時期はこれからの土台を作る大切な時期でもあるのです。
だからこそ、全部を止めようとするより、
「どう支えるか」という視点で関わることがとても大切になります。
やってしまいがちなNG対応
忙しい毎日の中では、ママもつい強く言いたくなることがありますよね。
でも、イヤイヤ期の子どもには逆効果になりやすい対応もあります。
① 強く叱って無理に止める
大きな声で止められると、子どもはさらに気持ちが高ぶりやすくなります。
内容よりも「怖かった」という気持ちが強く残ることがあります。
② すぐに否定する
「ダメ」「そんなことしないの」だけで終わると、
子どもは気持ちをわかってもらえなかったと感じやすくなります。
③ 急がせる言葉を繰り返す
「早くして」「まだ?」「急いで」は、大人には必要な言葉でも、
子どもには何をどうすればいいのか伝わりにくいことがあります。
NG対応をしてしまったからといって、ママがダメということではありません。
まずは「これ、やりがちかも」と気づくことが大切です。
保育士19年の経験から伝えたい関わり方
イヤイヤ期の関わり方で大切なのは、
子どもの気持ちを丸ごと受け入れることではなく、
気持ちをわかろうとする姿勢を見せることです。
それだけでも、子どもの安心感は大きく変わります。
① まず気持ちを言葉にする
「嫌だったね」「自分でやりたかったね」と、
先に気持ちを言葉にしてあげると、子どもは落ち着きやすくなります。
② 選べる形にする
「これにする?こっちにする?」と2つくらいの選択肢を出すと、
自分で決められた感覚が持てて、気持ちが落ち着きやすくなります。
③ 行動は短く具体的に伝える
「早くして」ではなく、
「靴をはこうね」「おもちゃを箱に入れようね」のように、
一つだけ具体的に伝えると動きやすくなります。
忙しいママが今日からできる工夫
忙しい毎日の中で、特別な準備をしなくてもできることがあります。
小さな工夫でも、親子のやりとりは少しずつ変わっていきます。
- 切り替えの前に「あと1回ね」と予告する
- 急がせるより、次にやることを一つ伝える
- 朝や夕方のしんどい時間は、やることを減らす
- うまくいかない日は「今日は疲れてるんだな」と自分にも気づく
子育てコーチングでも大切にしているのは、
完璧な対応を目指すことではなく、
今より少しラクになる見方や声かけを増やしていくことです。
それでもうまくいかない日があって大丈夫です
どんなに関わり方を知っていても、毎回うまくいくわけではありません。
保育士としての経験があっても、子どもの気持ちが重なる日はあります。
うまくいかない日は、ママが悪いのではなく、その日が大変な日だっただけです。
大切なのは、できなかったことを数えるより、
「今日も向き合っていた」「やり直そうとしている」と自分を見てあげることです。
子どもに必要なのは、完璧なママではなく、
戻ってこられる安心感です。
イヤイヤ期はずっと続くわけではありません。
今の関わりの積み重ねは、少しずつ子どもの安心と成長につながっていきます。
まとめ|イヤイヤ期で言うことを聞かないのは成長している証です
- イヤイヤ期で言うことを聞かないのは、反抗ではなく成長の途中の姿
- 気持ちを言葉にしてもらうことで、子どもは安心しやすくなる
- 強く止めるより、短く具体的に伝える方が届きやすい
- 忙しい日こそ、完璧を目指しすぎないことが大切
イヤイヤ期は大変ですが、それだけ子どもの心が育っている時期でもあります。
今日すぐに全部うまくできなくても大丈夫です。
ひとつでも「これならできそう」と思える関わり方が見つかったら、
そこから少しずつ始めてみてください。
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この記事を書いた人
田中美穂|保育士19年
0〜6歳の保育に19年間関わってきた保育士。
保育園で多くの保護者の悩みに寄り添ってきた経験をもとに、
子育てに悩むママの心が少し軽くなるヒントを発信しています。
保育士として19年間、0〜6歳の子どもと保護者支援に携わり、
たくさんの親子と関わってきた経験をもとに発信しています。
現在は訪問ベビーシッターや子育て相談を行いながら、
「ママは一家の太陽」をテーマに、
忙しいママのための子育てサポート情報を発信しています。
