「自分で!」が増えて、ついイライラしてしまうときに

2〜3歳頃になると、「自分で!」「やらないで!」という言葉が一気に増えてきます。
急いでいる朝や、余裕がないときほど、ついイライラしてしまいますよね。

でも実はこの時期の「自分で!」には、ちゃんと意味があります。


2〜3歳の「自分で!」はわがままではありません

保育士として19年間たくさんの子どもたちを見てきましたが、
この時期の「自分で!」は自立心が育っているサインです。

・自分でやってみたい
・大人と同じようにしたい
・できた!を感じたい

これらはすべて、心が大きく育っている証拠なんです。


保育の現場でよく見られた「自分で!」の場面

保育園では、
靴を履く・手を洗う・給食を食べるなど、
生活のあらゆる場面で「自分で!」が出てきます。

時間がかかってもやりたがる子、
途中でうまくいかずに泣いてしまう子。

それでも、
「自分でやりたかった」という気持ちが満たされると、
その後の切り替えがスムーズになる場面を何度も見てきました。


イライラしやすくなる理由は「時間」と「正解」にあります

親がイライラしてしまうのは、子どものせいではありません。


・時間がない
・ちゃんとやってほしい
・失敗させたくない

この気持ちが重なると、「早くして!」が出やすくなります。


イライラしなくなる関わり方のコツ

大切なのは、全部を任せようとしないことです。

例えばこんな声かけがおすすめです。

  • 「ここまで自分でやってみようか」
  • 「ズボンはママが持つね」
  • 「靴は右だけお願いしていい?」

全部ではなく「一部」を任せることで、子どもも満足しやすくなります。


うまくいかない日があっても大丈夫

どんなに関わり方を工夫しても、
時間に追われて余裕がなくなってしまう日はあります。

「今日は怒ってしまった…」
そんな日があっても、子育てがうまくいっていないわけではありません。

大切なのは、
できなかった自分を責めすぎないことだと感じています。


関わり方を変えると、親の気持ちもラクになります

「ちゃんとさせなきゃ」を少し手放すだけで、
親子の空気は驚くほど変わります。

完璧じゃなくて大丈夫。
今日できなかったことは、明日でいいんです。


まとめ|「自分で!」は成長のチャンス

2〜3歳の「自分で!」は、困らせるための行動ではありません。

成長しているからこそ起きていると知るだけで、
少し気持ちが軽くなるママはとても多いです。

イライラしてしまった日があっても大丈夫。
それだけ、毎日一生懸命向き合っている証拠です。


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参考:

こども家庭庁|子どもの発達について