「早くして!」を言わずに済んだ理由|子育てコーチングで気づいた“見方を変える声かけ”

朝の支度や外出前。
時間に追われると、つい口から出てしまう言葉。

「早くして!」

言ったあとに、
「本当は言いたくなかったのに…」と
モヤっとすることはありませんか。

私自身、保育士として関わり方を知っていても、
子育ての中では何度もこの言葉を使ってきました。

そんな中で、
子育てコーチングの考え方に触れたことで、
声かけが少しずつ変わっていきました。


「早くして!」は、悪い声かけではありません

子育てコーチングでは、
言葉そのものよりも、
「その言葉が生まれた背景」を大切にします。

「早くして!」の奥には、

  • 時間に間に合わない焦り
  • 何度も伝えている疲れ
  • ちゃんと進めたいという責任感

こうした、ママの本音が隠れていることがほとんどです。

つまりこれは、
頑張っている証拠でもある言葉なのです。


この記事は、保育士として19年間、0〜6歳の親子と関わってきた経験と、
子育てコーチングの学びをもとに書いています。

子育てコーチングでよく使われる考え方に、
リフレーミングがあります。

リフレーミングとは、
出来事そのものを変えるのではなく、
捉え方・意味づけを変えること

例えば、

❌「言うことを聞かない」
⭕️「自分でやりたい気持ちが強くなっている」

❌「全然進まない」
⭕️「一つ一つを確認しながら動いている」

こうして見方が変わると、
自然と声かけも変わっていきます。


「早くして!」をリフレーミングしてみる

「早くして!」を、コーチング的に言い換えると、


「次に何をすればいいか、分かってほしい」


「今、ここを進めたい」

というメッセージになります。

そこで意識したのが、
行動を一つだけ、具体的に伝える声かけでした。

▼ 声かけの具体例(リフレーミング)

❌「早く着替えて!」
⭕️「ズボンをはいたら、教えてね」

❌「もう出るよ!」
⭕️「靴をはいたら、ドアの前で待っててね」


声かけが変わると、関係も変わる

子どもは、
「何をすればいいか」が分かると、
安心して動けるようになります。

すると、

・注意する回数が減る
・イライラがたまりにくくなる
・自分を責める時間が減る

そんな変化が少しずつ起きてきました。


うまくできない日も、リフレーミングでいい

もちろん、
毎回できるわけではありません。

また「早くして!」と言ってしまう日もあります。

そんなときは、


「今日は余裕がなかったんだな」

と、
自分への声かけを変えてみてください。

子育てコーチングは、
できなかった自分を責めないための考え方
でもあります。


まとめ

「早くして!」を言わなくなることがゴールではありません。

・なぜ言いたくなったのか
・どんな気持ちがあったのか

そこに気づき、
見方を少し変えるだけで、
声かけは自然と変わっていきます。

今日も悩みながら向き合っているママは、
それだけで十分がんばっています。


声かけに悩むママは、
「気持ちのしんどさ」が重なっていることも少なくありません。

子育てがしんどく感じる理由については、
こちらの記事でも整理しています。


子育てがしんどいと感じるママへ|よくある理由と心が軽くなる考え方

「怒ってしまう自分」を責めてしまうときは、
こちらの記事も参考にしてください。


怒ってばかりの私ってダメ?そう感じてしまうママへ